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04
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「ゆびきりげんまん♪

 嘘ついたらハリセンボンのーます♪
 指切った♪」


瓜は涙が止まらなくなり指が離れると部屋の隅に行き、
そのまま座り込み声を出さずに涙を流した。


次に萌は、桃の目を見つめてこう言った。


「桃には色々苦労をかけてしまうと思う。
 もうちょっと大きくなったとき悩みが出来ると思う。
 でもね?
 そんな時は、銘ちゃんに相談してね
 銘ちゃん、その時はよろしくね」


私は、コクリと頷いた。


「桃、早くお洗濯や料理を覚えてお父さんの力になってあげてね」


「……うん」 

桃は涙を流さずに、じっと萌の話を真剣に聞いていた。


「じゃ、桃も指きり」


萌はそう言うと、小指を出した。

桃は静かに母の元に小指を近づけ、自分から歌を歌った。

イチゴミルク

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